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脊柱側弯症(脊柱側わん症)とは

脊柱が左右に弯曲している状態で、機能的なもの(機能性側弯症)と、病気としての側弯症(構造性側弯症)に分けられます。

機能性側弯症

悪い姿勢、脚の長さが左右で違う、坐骨神経痛など痛みをかばうことによる側弯症。

構造性側弯症(病気としての側弯症)

先天的な椎骨の奇形、筋肉の麻痺、脳性麻痺、神経線維腫症、などによる側弯症。

機能性側弯症と構造性側弯症の判別方法

脊柱側弯症(脊柱側わん症)の矯正

施術対象となるのは機能性側弯です。
構造性側弯については側わん症の元となる病気が治癒していたとしても改善の程度には限界があります。

程度の差はありますが、骨盤や背骨に歪みがあるほとんどの人に側わんがみられます。
カイロプラクティックで改善の見込みがあるのは、この、骨盤や背骨の歪みからきている範囲のものです。

何らかの病気が元で側わん症となった場合(構造性側弯)でも、骨盤や背骨の歪みからきている部分は改善の見込みがありますが、骨自体が変形していたり、筋肉の発達が左右で違うなどの部分は改善されません。

矯正は、
骨盤と脊柱(背骨)の歪みをとり関節の可動性を改善します。
特に、骨盤は背骨の土台にあたりますが、これが歪んでいると土台が傾いた状態になり、その上にのっている背骨は当然傾きます。
骨盤の矯正のみで側弯が改善されることもあります。

同時に、筋肉の張りやこりをほぐします。
背骨は筋肉によって支えられていますので、筋疲労やこり・張りなどで左右アンバランスな状態だと背骨を真っ直ぐに支えられません。

ご自身の努力も必要です。
日常生活で、歪みの原因となる姿勢・動作などを正して、ラジオ体操などの体操(最低でも体を前後左右に曲げる運動は必須)を行って体全体を動かし筋力の左右差をなくす必要があります。