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背中・胸・肋骨の痛みや張り

体幹の柔軟性がなくなってくると、
起床時など、しばらく横になったあと起き上がるとき背中のあちこちが痛い、背中にテープでも張り付いているような張りがある、深呼吸や背中を曲げたときに、背中や肋骨に痛み、呼吸が浅い、
など、色々な不具合がでてきます。

痛みの原因

肋骨や胸椎にはたくさんの筋肉が付着しています。
肋間筋、肋間膜、斜角筋、脊柱起立筋、後鋸筋、肋骨挙筋、腰方形筋、胸腰筋膜、鎖骨下筋、小胸筋、大胸筋、腹直筋、前鋸筋、胸横筋、横隔膜、多裂筋、半棘筋、回旋筋、などです。

これらの筋肉が筋疲労や短縮を起こして凝っていたり、
胸椎椎間関節、肋椎関節、胸肋関節、胸鎖関節などに可動制限があると、身体を左右に曲げたり、前屈後屈、身体を捻る動作がやりづらくなります。

血行不良による痛みや、短縮している組織が牽引されることで痛みを発します。
特に睡眠中はほとんど動かないため、起床時は身体が余計硬くなっています。

また、関節の可動制限により周辺の筋肉が緊張し、その筋肉により関節が固められ悪循環になっていきます。

呼吸が浅くなる

胸郭や横隔膜が十分に拡がらないため呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると取り入れる酸素の量が少なくなるため寝ても疲れが取れにくくなります。

肋間神経痛

胸椎椎間関節や肋椎関節の近くから出ている肋間神経が圧迫されたり肋間の走行途中で牽引されると、肋骨に走るような痛み(肋間神経痛)が出ます。