筋疲労とは、長時間の運動など筋収縮を連続して行うとき、筋が強く収縮できなくなること。
長時間の運動後に、筋肉に強い力がはいらなくなること。
筋疲労の原因
筋疲労の原因は、酸素不足、筋のエネルギー源(※グリコーゲン)の消耗、乳酸や代謝産物の蓄積、カルシウムイオン放出が不十分、※アセチルコリン放出が不十分、など。
※グリコーゲン(glycogen)とは、
グルコース同士が結合した多糖類で、体内で糖質を貯蔵するときの唯一の形。
グリコーゲンは、体内に約500グラム貯蔵でき、そのうち約75%が骨格筋(エネルギーの供給源となる)、残りが肝臓に貯蔵される。
※アセチルコリン(acetylcholine)とは、
神経伝達物質の一つで、多くの末梢神経系ニューロンと一部の中枢神経系ニューロンから放出される。