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固有感覚

固有感覚とは

身体内部の刺激から起こる感覚で、筋紡錘、腱器官や数種類の関節の運動感覚受容器などの固有受容器から生じる、筋の収縮の程度、腱にかかる張力、関節の位置などの感覚です。

固有感覚を基に、
今の姿勢、身体の動き、身体に加わる抵抗や圧などを把握し、次の動作や運動を行ったり、
物を持つときの物の重さを感知し、力の入れ具合を調整することができます。

固有覚、深部感覚、などとも呼ばれます。

固有感覚が低下すると

固有感覚の低下によって、日常生活に支障が出てきます。

家具に足をぶつける、
ドアに手を挟む、
車に乗るとき頭をぶつける、
歩くときふらつく、
つまづきやすくなる、
柱や人など何かにぶつかりやすい、
細かい動作が不得意になる、
力加減が大雑把になる、
など。

参考文献