生理的わん曲/正常わん曲

脊柱には正常な前後のわん曲(前後のカーブ)があります。これを生理的わん曲(正常わん曲)といいます。
生理的わん曲は、頚部わん曲・胸部わん曲・腰部わん曲・仙骨わん曲(仙尾わん曲)の4ヵ所があり、頚部わん曲と腰部わん曲は前に凸で、胸部わん曲と仙骨わん曲は後ろに凸です。

わん曲することで、脊柱の強度と柔軟性が増し、直立姿勢ではバランスがとりやすくなり、歩行時の衝撃が吸収されます。

全部のわん曲は10歳くらいまでに完成します。
胎児のときはわん曲は1つで、脊柱全体が後ろに凸(背骨が丸まった状態)です。胸部と仙骨の凸はこのままのこり、胸部わん曲と仙骨わん曲となります(一次わん曲)。
生後3ヵ月くらいで頭を真直ぐ保てるようになると、頚部わん曲ができ、その後、立って歩けるようになると腰部わん曲ができます。
頚部わん曲と腰部わん曲は生後形成が始まるので、二次わん曲と呼ばれます。二次わん曲は老化が進むと次第に失なわれていきます。 

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