顎関節症(TMJ症候)症例-三叉神経痛?

データ

20歳代男性

症状・・・半年前から、左こめかみと左顎関節に痛み、右顎関節がジャリジャリする。左こめかみと左顎関節の痛みは、「咬みしめる」「踵から着地するように歩く」「頭を軽く叩く」などしたときに出る。たまに左肩がこる。

発症した原因・・・ハッキリしない。

今まで受けた治療・・・歯科でマウスピースをつくり3ヶ月つけていたが症状は変化なし。

当院には、発症してから約半年後にご来院されました。

検査

姿勢を診ると、大転子(股の外側の大腿骨の出っ張り)の左側が凹んで右側が出ている。骨盤・肩・頭それぞれ左側が高い。

関節のモーション・パルペーション(動的触診)では、仙腸関節右・中部の肋椎関節・胸椎3・4番が硬い。上部胸椎が右凸の状態に固定されている。首の筋肉に張り。顎関節自体には特に問題なし。

頭蓋骨触診では左側頭骨に可動制限がある。

矯正

骨盤・中部の肋椎関節・胸椎3〜4番・頚椎を矯正。特に胸椎3〜4番が硬かった。再度、頭蓋骨を触診すると左側頭骨に可動制が出ていたので頭蓋骨は何もせず終了。

考察

上部胸椎が右凸の状態で固定されていて、その上の頚椎や頭蓋骨に影響し三叉神経・下顎神経が障害されている痛みで、三叉神経痛の一種と思われる。

2回目の来院時(5日後)には、初回の矯正後痛みは出ていないとのこと。初回ほどではないが、上部胸椎の動きが悪かったので動きをつける程度に調整。

発症から半年経過していたので、改善まで時間がかかるかと思われたが、頭蓋骨・頚椎や顎関節自体には問題なかったので一回の矯正で効果があったのだと思う。

顎関節症(TMJ症候)

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