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平成9年、開院2年(平成7年11月開院)くらいたった頃、ハッキリと文面を覚えているわけではないが、『耳のツボで痩せる!あなたの治療院でやりませんか?』というような内容のダイレクトメール(といっても1枚のハガキ)が届いた、「耳のツボに金粒をつけるだけで痩せる。」「だれでも簡単にできる。」と書いてある。初級セミナー受講料9,350円だった。「なんか怪しい、話がうますぎる、きっと裏があるにちがいない。」と思った。カイロの学校で同期だったY氏に、こんなハガキが届いたけどどう思う?と聞いてみた。するとY氏「それ絶対怪しいよ。マルチかなんかじゃないの。絶対やめたほうがいーよ。そんなツボで痩せる訳ないじゃん。」と言い切った。Y氏は博学で色々物知りだったし、自分でも耳に粒貼るだけで痩せる訳ないよな。と思っていたので、その時は「そーだよねー」で終わった。その後何度か同じハガキが届いたが、「あっ、また来たよ」と思いつつゴミ箱にポイッ。ところが、平成10年4月か5月頃、Y氏から電話「耳ツボさー、セミナー行ったけどいいかもよ」、「はっ」耳を疑った。「行ったの?」一人で黙って。「〇〇ちゃんもやったほうがいいよ」としきりに誘うY氏。結局、初級セミナーを受けることになった。
平成10年5月17日初級セミナーを受けた。当日Y氏も来るとのこと。初級セミナーは一度受講料を払えば何回でも受けれるらしい。いざ行ってみると、Y氏ネクタイ姿。こっちは、トレーナーかポロシャツかそんな感じの格好(ちなみに当時は髪を肩まで伸ばしていました)。「あれ、Yちゃんなんでネクタイ?」。Y氏、会場の準備をしている、受講者に資料とか配ったりしている。Y氏は耳ツボダイエット・セミナーの主催者側のスタッフになっていた。どうやら、Y氏がセミナーを受けた際、色々質問して、主催者側に気に入られたらしい。セミナーの内容は、ツボの位置・名称とその効果などの説明、使う器具、消毒の仕方、ツボに金粒を貼る実技、などだったと思う。初級セミナーは一般向けで、「仕事としてやる人は上級(ノウハウ)セミナー受講料80,000万円を受けてください」とのこと。「やっぱり、9,350円なんておかしいと思った」と思いつつも、か、Y氏から上級セミナーのことを聞いていたか、そこらへんは忘れたが、とにかく次週の上級セミナーを受けることにした。
ところで、実技の際、自分の耳にも金粒を貼られたが、特に満腹感など感じなかったと思う。片耳だけだからか、効果が出るまで時間がかかるのか?。Y氏は、「昼食抜きでセミナーに出てお腹が減っていたのだけれど、耳に金粒を貼ってもらったら空腹感が無くなった」と言っていたが・・・。
平成10年5月24日上級(ノウハウ)セミナーに出席。内容は、初級セミナーのおさらい、金粒が剥がれにくい貼り方、ダイエット中は栄養不足になるという話、カウンセリングのやり方、システムなどについて、お題ごとに担当者が代わる代わる話をした。Y氏も何かの担当として話をしたような気がする。〔「ちょっとこれヤバイんじゃないの?」と思ったのが、後ろに立っている主催者スタッフ連中がやたら盛り上げようとして拍手したり声を上げたりする。マルチ商法の現場にカメラが潜入した。というTV番組があったが、同じだった。もちろん耳ツボダイエットはマルチ商法ではないが。〕、システムについての話はかなり具体的だった。入会金10,000円、施術料は回数券(26回)制で50,000円、金粒代1回ごと800円、サプリメント(「クボタのお食事」と呼ばれていた、当時、名称はクボタ式耳ツボダイエットだった)の金額、アロエベラジュース、ビーポーレン、ビープロポリス、プロテイン、一日あたりの消費量も決められているので、3ヶ月(回数券分の期間)での売上がXXX円でうち純利益がyyy円になります。といった具合に。サプリメントに関しては、もっと安く仕入れることができるというような話もあったと思うがよく分からなかった。広告のサンプル、器具(専用ピンセット、金粒、消毒液など)の注文用紙なども配られた。終了時、カルテ、回数券の用紙など購入。入会の申込をした。(と思う。会費も会則も無かったのでよく覚えていない)。帰り際、Y氏に誘われ飲み会に参加するハメに(主催者の打ち上げ)。この日も実技で耳のツボに金粒を付けたが、飲み会では満腹感などの効果は感じなかったと思う。
とりあえず、体重計、体脂肪計、ピンセット、三叉シャーレ、金粒、マイクロボア(金粒を貼るテープ)、消毒液(ラポテック液)などの器具を購入。サプリメントは、販売元(FLP)からは箱単位でしか購入できないので、Y氏から1〜2セット購入。
ほんとに痩せるかどうか、自分でやってみることにした。スタート時、体重64キロ・体脂肪率25%くらいだったと思う。身長164.5センチ。セミナーで教わった通り、出来るか?、痩せるか?、どなもんか?、実験スタート。教わった通りやらねば意味がないので、朝・昼・夜は食事半分、朝夜は食事の15〜20分前にサプリメントを摂る。初日、まず鏡を見ながら、自分で金粒を付ける。難しい、手探りで付けて合わせ鏡で確認、片耳付けるのに20〜30分かかる。金粒を付けてから最初の食事、食べ始めてすぐに満腹感がでる。セミナーの時には無かった感覚。感じようとしていたからか?次の食事、やはり早く満腹感を感じる。体重は朝、治療院で測ることにした。日に日に痩せていく、体重を測るのが楽しくなってくる。一日何回も測ってしまう。一ヶ月で4キロくらい痩せた。この時点で耳ツボ(つぼ)ダイエット、治療院で取り入れることにした。肥満からくる、腰痛、膝の痛みなどは、カイロプラクティックではどうしょうもないので、「これはいい」と思った。
自分のダイエットは、その後一ヶ月くらい中だるみがあり(効果が確認できたから、もういいかなと思った)、しかし、これではいけないと思い、あと一ヶ月続けることにした。目標体重は設定しなかった。朝夜サプリメントを摂るのは大変だったので、昼食をサプリメントだけにして、朝食は普通に食べた(メニュウは、ご飯・味噌汁・卵焼き・納豆・たまに焼き魚、コーヒー、など)、夜食はおかず、ご飯ともに半分にした。一ヶ月で4キロくらい痩せた。トータル3ヶ月で(うち一ヶ月はサボリ)約8キロ減、64→56キロ、体脂肪率が25→21%くらい(男性の標準は15〜20%なのでもう少しやったほうが良かったのですが)
以上、長くなりましたが、当院で耳ツボ(耳つぼ)ダイエットを始めたきっかけ、というか経緯みたいな事を説明させていただきました。最近(平成18年10月現在)耳ツボ(耳つぼ)ダイエットも知名度が上がってきましたが、当院が始めた頃はまだ知名度は低く、怪しい胡散臭いものでした。自分で体験したからこそ、自信を持って人に薦めることができます。耳ツボ(耳つぼ)ダイエットを取り入れている治療院の多くは、最初に先生自身が耳ツボ(耳つぼ)ダイエットを体験しているらしいです。
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