足が「重い」「だるい」ときの対処法

下腿(膝から下、足)特に「ふくらはぎ」「すね」が「だるい」「重い」「つる」ときのストレッチ

 下腿骨間膜(脛骨と腓骨の間の膜)が張っていると血行が悪くなるためか、「ふくらはぎ」や「すね」が、重くだるくなります。

 下腿(膝から下)にいっている神経は、腰椎(腰の骨)から出て、筋肉の隙間を通っています。途中、筋肉が硬くなっていると神経が圧迫され、神経のとおりが悪くなり、神経が行っている先の筋肉が重くだるく感じたりつったりします。
 硬くなって神経を圧迫する可能性が高いのが、腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)、臀部(おしり)の奥にある筋肉(梨状筋、上・下双子筋、内・外閉鎖筋、大体方形筋)、ハムストリングス(ももの後面の筋肉/大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)などです。これらが硬くなったり張っていると、下腿(膝から下、足)特にふくらはぎがだるい重いといった症状がでやすくなります。
 鼠径部(ももの付け根の前面)では腸腰筋に重なるように、動脈、静脈、リンパ管が通っています。腸腰筋が硬くなると、動脈、静脈、リンパ管が圧迫され、流れが悪くなるため下半身・特に足・ふくらはぎなどにむくみの症状がでることがあります。
 それらの筋肉をストレッチして、ほぐしてあげることで神経や動脈、静脈、リンパ管の流れが良くなり、症状(重い、だるい、つる、むくみ、など)が改善されます。ただ、鼠径部での神経や動脈、静脈、リンパ管の圧迫は骨盤の歪みからも起こることなので、その場合ストレッチで改善されても一時的です。
ご注意:
 気持ち良いストレッチされるような痛みでなく、いやな感じの痛みがでたら中止してください。
 また、腰痛、下肢の痛みシビレや、外傷、その他下腹部骨盤まわりに病変などがある場合は行わないでください。
  悪化する恐れがあります。

対処法

@下腿骨間膜(脛骨と腓骨の間の膜)をほぐす

下腿骨間膜(右図参照)は、両手で下腿を左右からつかむように、前脛骨筋(スネのすぐ横)に両手の親指を重ねるように当て、他の指はふくらはぎに当て、筋肉を通して、奥にある下腿骨間膜まで圧が届くように持続圧をかけながら、前後に押すようにほぐします。

下腿骨間膜のほぐし方・動画

 

下腿の筋肉・図

下腿骨間膜のほぐし方・図

A腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)、右図の青い部位。下腹部、鼠径部、大腿骨(ももの骨)の付け根を意識して伸ばすようにストレッチする。勢いはつけず、じわ〜っと10〜30秒くらい伸ばす。

足、特にふくらはぎが「だるい」「むくむ」「つる」ときの大腰筋ストレッチの動画図

Bハムストリングス(ももの後面の筋肉・大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)、仰向け(上向き)に寝て、片足を上げ、ももの後ろの筋肉から、ふくらはぎ、アキレス腱が伸びるようにストレッチする。タオルなどを足の裏に引っ掛けて引っ張ると効果的。勢いはつけず、じわ〜っと10〜30秒くらい伸ばす。

足、特にふくらはぎが「だるい」「むくむ」「つる」ときのストレッチの図

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