高津整体院 > 施術対象の主な症状 > 上肢痛

上肢痛

神経圧迫

上肢(上腕・前腕・手)にいっている神経が、圧迫されたり無理に牽引されたりすると痛みやシビレが起こります。

神経圧迫が起こりやすい部位

下部頸椎から上部胸椎の椎間孔

上肢にいく神経は背骨の首と肩の付け根あたりの椎間孔から出ています。
椎間孔から出る上肢の神経

鎖骨と第一肋骨の間

椎間孔から出た神経は鎖骨と第一肋骨の間を通ります。
鎖骨と第一肋骨の間での神経圧迫により痛みやシビレ

肘関節

手首(手根管)

神経圧迫が起こる原因

頚椎の前わん減少(ストレートネック) や背骨が歪んでみによって椎間孔が狭くなる。
神経圧迫

胸郭出口症候群(肋鎖症候群)・背骨が歪んで胸郭が歪み鎖骨と第一肋骨の間が狭くなる。背骨が歪んで胸郭が歪み鎖骨と第一肋骨の間が狭くなる

骨格の歪みや運動不足、疲労などにより筋肉や靭帯の張りが強くなり、神経が締め付けられる。
など。

使いすぎ

指先など使いすぎて組織が肥厚すると、常に軽くシビレるようになることがあります。

帯状疱疹

帯状疱疹とは、
水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルス(帯状ヘルペスウイルス)によって起こる末梢神経の感染症です。
痛みの出るタイミングに規則性がなく、神経痛のような痛みで、何日かすると痛みの部位に疱疹が出現します。

このウイルスは水痘を生じますが、水痘が治癒した後、脊髄神経節に潜伏します。
身体の免疫力が低下、あるいはウイルスの再侵入により活性化され、皮膚に分布する感覚ニューロンの軸索(感覚神経)に沿って広がります。
その結果、帯状疱疹ウイルスに感染していた神経節から出る感覚神経の分布範囲に、痛み、皮膚の変色、帯状の疱疹が出現します。

帯状疱疹の経過

神経痛のような痛みが数日間先行し、その痛みの部位に浮腫性の紅班が帯状に並び、その上に水泡が群生します。
水泡は半米粒から小豆くらいの大きさがあります。
発熱など風邪の症状を伴うこともあります。

通常約3週間で治癒します。
痛みはこの間持続し疱疹の消退とともに軽快することが多いですが、疱疹の消退後、数ヶ月~数年続くこともあのます。

とりあえずの対処法

頚椎の前わん減少がある場合、首の下にタオルを丸めたものを入れて首が反るよう(前わんをつくるよう)に仰向けに寝ます(10~15分くらい)。
※痛みが強くなる場合は即中止してください。
他に原因がある場合や程度次第では効果ありません。

施術

帯状疱疹や使いすぎが原因と考えられる場合は、休息するほかありません。

骨格の歪みが原因と考えられる場合は、問題個所の矯正や筋肉を緩め神経圧迫を取り除きます。

普段の生活習慣に問題がある場合は改善する必要があります。
例えば、横向きに寝そべってテレビを見る。
片側を向いていることが多い。
など。